Zoteroの内容をXMLで書き出すならMODSで

最近論文を書いているので、Zoteroがやっぱり便利だなと思って使っているのですが、文献リストの自動生成のスタイルにほしいものがないので、自分で文献リストをつくるためのスクリプトをかくことにしました。そのためにXMLで出力したいので、エクスポートの方法を調べてみました。

エクスポートの方法は、Zoteroの中央のウィンドウ枠で資料を選択して右クリックして、[アイテムをエクスポート]を選択すると出力形式が選べます。

このうちXML形式のものは、Zotero RDF、MODS、Unqualified Dublin Core RDFの3つです。Zotero RDFは、Zotero独自のもののようですね。MODSアメリカ議会図書館が定義したもので、Unqualified Dublin Core RDFDublin Coreに基いたものなのだと思います。Zoteroドキュメンテーションのどこにちゃんと書いてあるのかわからないので、詳しくはわかりませんん。

このうち、どの形式でエクスポートするのがいいのか確かめるために、XML以外のものもふくめてすべての形式で出力してみました。Unqualified Dublin Core RDFでは、残念ながらZoteroでつけたキーワード(タグ)のほか、出版地も出力されません。メタデータについてはあまりくわしくないのですが、ダブリンコアでは出版地については決められてなかったのかな。なので選択肢はZotero RDFかMODSに限られてくるわけですが、ざっとながめたところMODSのほうがわかりやすかったし、ガイドラインもウェブでわかりやすく出してくれているので、エクスポートするときはこの形式にすることにした、というわけです。長々と書いたけどそれだけです。あとは、Pythonかなにかで成形するスクリプトをざっくりと書こうと思います。