TEI Lite入門 第4章:本文のコード化(導入部)
TEI Liteのドキュメンテーションの第4章の導入部です。つづく部分はあとで訳します。
過去に訳した部分:右側のコラムにある、[カテゴリー]->[TEILite-Documentation]
要素名につけられたリンクはいまのところ正しく機能していません。翻訳が全部できたらつながります。
ライセンスはGNU General Public License (version 2)。
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TEI Lite: 文書交換のためのコード化:TEI入門―TEI P5 準拠版
ルー・バーナード & C.M. スパーバーグ=マクイーン
(原文)
4 本文のコード化
すでに示したように、単純なTEI文書はテキスト・レベルでつぎのような要素から構成されます。
front
(前付け)文書の最初におかれる、書き出し部分の前にくるものすべてを入れる(ヘッダ、標題紙、前書き、献辞など)。
group
連続する別々のテキスト(あるいはそうしたテキストのグループいくつか)をまとめた複合的テキストの本文を入れる。そうしたまとまりは、ひとりの著者の著作集やエッセイ集など、何らかの目的をもった単位とみなされる。
body
(テキスト本文)前付けと後付けをのぞく、ひとつの単一のテキスト全体を入れる。
back
(後付け)テキストの主要部のあとにくる、付録等を入れる。
前付けと後付けに特有の要素については、18 前付けと後付けで述べます。この章では、テキストの本文を構成する要素について説明します。